希少 三郷陶器製 『十四葉菊花紋』と『備前蝶』のカップ&ソーサー 五客揃

親王・内親王を徴表する『十四葉菊花紋』と、備前岡山藩主・池田家の家紋として有名な『備前蝶』が金彩で施された、カップ&ソーサー5客セットです。

カップ 径・約9.7cm 高・約4.5cm
ソーサー(楕円形) 縦・約15.4cm 横・約17.1cm 高・約2.2cm

箱等付属品は一切紛失しており、本品のみのお引き渡しとなります。
そして、箱・説明書き等がないため本品の由緒や来歴に関しては不明とせざるを得ません。

もっとも、昭和27年に昭和天皇第四皇女・順宮(よりのみや)厚子内親王殿下が、備前岡山藩旧藩主池田家の第16代当主・池田隆政氏の下に降嫁されており、一般には使用が憚られる共にやんごとなき筋の『十四葉菊花紋』と『備前蝶』という甚だ珍しい二家紋が特徴的に配されていることから、このご成婚もしくはその後のお二人と何らかの関係のあるお品物であろうと推察されます。
この点、最後に掲載している画像は上記ご成婚時に実際に下賜された銀製ボンボニエールの蓋部分に配された『十四葉菊花紋』と『備前蝶』の画像ですが、菊花紋をやや上に置く配置等の両紋の位置関係やサイズ感が本品と一致しており、両者の関連性を強く推認させます。
しかしながら、本品に関する情報はネット上にもほとんど見当たらず、果たして下賜品ないしは引出物であるのかなど確かなことは何も分からないのが実状です。
したがって、あくまでも『十四葉菊花紋』と『備前蝶』の家紋入りの、極めて珍しいカップ&ソーサーとして出品させて頂きます。

なお、お品物自体は未使用の長期保管品となりますが、保管中に生じたと思われるスレ傷が僅かに認められ、また経年により金彩が劣化し剥落しやすくなっている可能性が高いため、どうぞ中古品とお考え頂きたく存じます。

国...日本

種別...食器・皿・瓶

商品の情報