SL-10 整備済全動作良好 T4P P30C+30ES ケーブル/足完備

アーム駆動メカニクス等のメンテナンスを行い動作良好のテクニクス SL-10です。

外観はやや傷が多い個体でその分安めにしました。研磨や再塗装はしてありますが外観重視の方にはお勧めしません。
機能的には全動作良好です。

T4PカートリッジはテクニクスEPC-30C+EPS-30ES楕円針。出音は良好ですが針摩耗度等は不明です。

アッパーキャビネットは再塗装。
アクリルカバーにも上部と下部に研磨で取り切れない傷がありますが中央部は綺麗です。
キャビネット内面は綺麗。底板左後足付近に取り切れない塗料が残っています。
開閉ボタン・動作スイッチカバー・内部とプラッター及びその下部はすべて清掃。

整備は通常のメカニクス主体のメンテと，ケーブル及び内外の清拭・清掃を行い，十分なランニングテストでLPとEPの全動作を確認済みです。リピート演奏も良好です。

EP盤のスタートが辺縁ぎりぎりだったため始点を数mm内方移動。
アームリフターには高粘度オイルを充填しキューイング動作は良好。
劣化の見られた操作基板の電解コンデンサー2個を交換済。

手持ちのMCカートリッジでも動作確認済。

具体的整備内容は下記
・キャビネット/蓋/アクリルカバー清拭
・アッパーキャビネット塗装
・SWカバー清拭と研磨
・SWボックス分解清掃(一体型タクトSWの接触不良3個S471 473 474のみ分解清掃，他は接点洗浄剤噴霧)
・アクリルカバー研磨
・ターンテーブルマット清掃(糊痕除去)
・プラッター外し清拭と下部清掃
― スピンドルに注油
・トーンアーム駆動部メカニクスメンテ
― アーム駆動モーターに注油
― 駆動ゴムベルトをロングライフ品に交換
― レールとギヤ・周囲部品清掃とグリスアップ
・操作基板電解コンデンサー2個交換(C401 408)
・同トランジスタ点検(Q401 402 406 409 410 413 414) : 異常なし
・SWボックス清拭
・アームリフターに高粘度オイル補充
・始点調整(2mm程度内方移動)
・針圧調整
・インシュレーターはSL-2000用の良品4個

純正出力+アースケーブルと純正電源ケーブルが付属。

製造から44年になろうかというヴィンテージ品で保証も出来ません。傷ひとつ無いピカピカの製品を期待されるかたは新品の購入をお勧めします。

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