紗袷の訪問着　正絹　絽紗　胡蝶蘭　未使用

紗袷の訪問着です。


母から未使用のものを譲り受けましたが私には裄が短く、直しても希望分は出ないためしまったままになっていました。
しつけもついたままです。
少し畳みジワがついていますが未使用のとても綺麗な状態です。


白の絽に黒の紗を重ねた絽紗の袷。
絵柄は胡蝶蘭です。
花の中心部分には金が使われ、黒の紗を通してかすかにちらちらと輝きます。
お写真1-3枚目ではすべて夏帯を合わせました。(帯や小物は参考のため付きません)
表側からだけでは絵柄がほとんど写りませんので6-8枚目に裏側から撮ったものを載せています。
絵を裏から見たところなので多少ぼてっとしていますが紗を通して見える表の絵柄はとても繊細です。



紗袷がいまほど着られるようになったのは戦後のことだそうですが、祖母の話だと曽祖母が若い頃(大正)にはすでに着ていたそうです。
家に残っている古い着物を見ておりますと昔は絽紗の袷よりも紗と紗の袷(二重紗)の方が主流だったのかしら、とも感じます。
成り立ちから考えても本来の着用期間は5月末の1週間。
その短い期間にしか着られないことが紗袷の1番の魅力でもあると思います。

ただ、昨今は呉服屋さんでも単衣と同等の(6月9月に着られる)ものとして販売されるところも多いようですし、そのあたりはそれぞれのお考え次第でよろしいのではないでしょうか。



サイズの合う方にはとてもお値打ちだと思います。



サイズ
着丈(肩から)約166cm
裄丈　約66.5cm
袖丈　約49.5cm
前幅　約24cm
後幅　約29.5cm



細かな点が気になる方やご不安な方はご購入をお控えください。
トラブル防止のため返品はできません。
その点ご了承いただけます方のみご検討くださいませ。

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